『東京に、家を持とう。』のキャッチフレーズで有名な不動産会社グループ『オープンハウスグループ』の創業者兼代表取締役社長である荒井正昭(あらい まさあき)さん。
荒井正昭社長は一代で『オープンハウスグループ』を創業し東京証券一部に上場させ、さらにフォーブスの日本の富豪23位、そして資産は2,530億円というから凄すぎます!
そんなとんでもない経営手腕をお持ちの荒井正昭社長ですが、仕事への意識がとても高く、その生き様も凄まじい人でした。
そこで今回は『荒井正昭オープンハウス社長の意識が高い理由7選!生き様が体育会系!』ということでまとめましたので最後までご覧ください。
目次
荒井正昭オープンハウス社長の意識が高い理由7選!生き様が体育会系!
- 名前:荒井正昭(あらい まさあき)
- 出身:群馬県太田市
- 生年月日:1965年10月25日(2023年7月現在57歳)
- 出身高校(最終学歴):群馬県立桐生南高等学校
- 職業:実業家
- 肩書:オープンハウスグループ創業者兼代表取締役社長
荒井正昭社長はたった一代で『オープンハウスグループ』を立ち上げさらに世界に名だたる大企業にまで急成長させました。
まずは簡単にこれまでの荒井社長の経歴をご覧ください。
- 1965年10月29日:群馬県新田郡藪塚本町(現太田市)にて不動産業を営む裕福な家庭の家に生まれる。
- 1983年4月:群馬県立桐生南高等学校卒業後、東京都に移住し予備校に通いつつアルバイト生活開始。
- 1987年10月:専門学校の学費を稼ぐ理由で歩合制の不動産会社『ユニハウス』入社。10年間営業を担当。
- 1997年9月:会社員時代に培った経験を活かし、元同僚の部下3人と『株式会社オープンハウス』を東京都渋谷区に設立、同時に代表取締役社長就任。
- 2008年~2011年:荒井社長の手腕を発揮し売り上げを200億円からわずか3年で700億円にまで伸ばす。
- 2013年1月:本社を東京都千代田区丸の内に移転。
- 2013年9月:東証一部市場に直接上場を果たす。
- 2021年:フォーブスの日本の富豪23位。資産は2,530億円と発表。
オープンハウス立ち上げからわずか10数年で700億円の売り上げを達成させるとはとんでもない経営手腕だと分かります。
さらに今では売り上げが3000億円以上にも上り、現在は売上1兆円を視野に経営を続けています。
そこには荒井社長の意識が高いことが関連していて、以下の7つを理由として挙げました。
- 強気で負けず嫌い
- 現場は体育会系
- 自分ができないことは他人に言わない
- 会社に一番最初に出社をして、一番最後まで働く
- 成功体験を通じて社員の士気を高める
- 自分が偉いとは思っていない
- 大変な人がいたら支援するのは当たり前
では1つづつ見ていきましょう。
①強気で負けず嫌い
荒井正昭社長の意識が高い理由の一つ目は『強気で負けず嫌い』という事です。
荒井正昭社長は人に負けたくない性分で、これはまさに生き様とも言えます。
この”人に負けたくない”という気持ちから社長はインタビューで以下のようにお応えされています。
私は人に負けたくない性分。負けたくないとなると、自ずと一番になるしかない。そもそも人間には、能力の差などないと、私は思っています。誰でもやる気があれば、自分の力で人生を切り拓ける。
OPEN HOUSE GROUP中途採用(不動産営業)社長インタビューより
人間には実力の差などない”という言葉はとてもカッコいいですね!
一代で築いた会社を大きくされた社長の言葉として『才能ではなくやる気』というのはかなり意識が高くそして社員たちの活力になっているのでしょうね!
②現場は体育会系
荒井正昭社長の意識が高い理由の2つ目は『現場は体育会系』という事です。
先ほど挙げた『負けず嫌い』の話に近いことですが、荒井社長は初めて不動産業界に足を踏み入れたユニハイム時代には入社3年目以降はずっとトップの営業成績をキープされていました。
この時の経験があるのか、インタビューでは以下のように語ります。
現場は体育会系です。営業系はまさしく“営業部隊!”という感じです。
OPEN HOUSE GROUP中途採用(不動産営業)社長インタビューより
営業というと、確かに体育会系のイメージはありますね。
さらに荒井社長は桐生南高校時代には野球部に所属していたこともあり、これまた社長の生き様といえるのかもしれません。
しかし、時代を考えるとこのような考え方はどうかと思いますが・・・・それについて荒井社長は以下のようにも話しています。
ただこれから先、部署によっては文化を変えていく必要もあると考えています。新規事業が増えていくことで、クリエイティブ型のリーダーも必要となっていくでしょう。
OPEN HOUSE GROUP中途採用(不動産営業)社長インタビューより
体育会系な営業社風を変えていくことも考えているとのことで、柔軟な姿勢もこれまた意識が高いと言えますね!
③自分ができないことは他人に言わない
荒井正昭社長の意識が高い理由の3つ目は『自分ができないことは他人に言わない』という事です。
荒井社長は会社員時代に、上司の指示や指導に対して「それなら自分でやってみろ」という思いをよく抱いていたといいます。
当時の経験からなのか社長は部下のマネジメント方法の秘訣として、
- 自分にできることしか社員には要求しない
- トップの人間がそこまでやるという覚悟を見せる
ということを念頭に掲げています。
意識の高さに感服しますし、こんな社長がいる会社なら信頼も置けそうですね!
④会社に一番最初に出社をして、一番最後まで働く
荒井正昭社長の意識が高い理由の4つ目は『会社に一番最初に出社をして、一番最後まで働く』という事です。
この言葉だけで意識の高さが分かりますね(;^_^A
ただこれは荒井正昭社長がオープンハウスを創業する際に心に決めたことだそうで、他人に強要するという事は一切話されていません。
とはいえ、会社に行けばいつでも社長がいるというのは、社員たちにとって士気を高めやすい環境とも言えますね。
⑤成功体験を通じて社員の士気を高める
荒井正昭社長の意識が高い理由の5つ目は『成功体験を通じて社員の士気を高める』という事です。
荒井社長は社員たちに対して『目標を乗り越える気持ちよさを感じてほしい』と考えています。
それには自身の体験も関係していて、社長は「0歳~24歳の頃の自分はダメな人間だった。仕事を通してマトモな人間になれた」と発言されていたとした上で以下のように話しています。
私は仕事を通して、変わった。ただ今でも“ 成功体験を知らない人”の気持ちはわかる。だから、社員たちにも目標を乗り越える気持ちよさを感じてほしい。業界1位の会社に入れなくても、勝つことはできると体感してほしい。その想いがあるから、オープンハウスは大きくなっていったんです。
OPEN HOUSE GROUP中途採用(不動産営業)社長インタビューより
成功を知ることでその景色の気持ち良さを知り、また仕事の活力につながるという事ですね。
社長の意識の高さはこれまた社員の士気に影響しているようです!
⑥自分が偉いとは思っていない
荒井正昭社長の意識が高い理由の6つ目は『自分が偉いとは思っていない』という事です。
これまで見てきた内容から、社長はプライドや承認欲求が高いのでは?といった印象を受けました。
しかし、荒井社長は『社員はフェアな対等関係』と語っています。
うちの社員は、ゴマをすらない。私は自分が偉いとは思っていないので、私も人にゴマをすらない。私と社員はフェアな対等関係ですから。最近は、入社一年目の女性社員が、気軽に私に話しかけることもあります。私も気軽に社員に話しかけますからね。中途採用の人は、その光景を見てよく驚いていますよ。
OPEN HOUSE GROUP中途採用(不動産営業)社長インタビューより
こういった行為は社員一人一人に対する尊敬が無いとまかり通りません。
このように社長だからとふんぞり返っているのではなく、社員たちと対等な関係で居続けられる気持ちも荒井社長の意識の高さといえます。
⑦大変な人がいたら支援するのは当たり前
最後にご紹介する荒井正昭社長の意識が高い理由の7つ目は『大変な人がいたら支援するのは当たり前』という事です。
荒井正昭社長の出身は群馬県で県に対して多額の寄付をされています。
今こうして自分がいるのは地元があったからこそ。寄付する機会があるなら太田(群馬県太田市)にと思っていた。私が事業で少し成功したとするならば、大変な人がいたら支援するのは当たり前。未来を担う子どもたちはまだ結果が出ていない。そこにハンディキャップがあってはいけない。
OPEN HOUSE GROUP中途採用(不動産営業)社長インタビューより
平等にチャンスを与えるためにお金で損はしてほしくないという想いから寄付をされているのだとか。
素晴らしいお考えですね!
さらに荒井社長の支援は数多くに及び以下は一例です。
- 京都の文化芸術活動への支援
- スポーツ振興や福祉施設の支援
- 社会奉仕活動
このうち、京都の文化芸術活動への支援に関してはオープンハウスの会社から1000万円とさらに別で社長個人から1000万円の寄付もされています。
自分や会社だけではなく未来の可能性を秘めた子供たちへ、さらに文化や芸術に対しても支援をする荒井社長の意識の高さは素晴らしいですね。
【まとめ】荒井正昭オープンハウス社長の意識が高い理由7選!生き様が体育会系!
いかがでしたでしょうか?
荒井正昭社長はオープンハウスの成長の為にはもちろん、その社員やさらには地元の子供たちに向けての寄付支援など様々なところで意識の高い活動や行動をされていましたね!
今後のオープンハウスのさらなる躍進に要注目です!